精選版 日本国語大辞典「丼勘定」の解説
どんぶり‐かんじょう ‥カンヂャウ【丼勘定】
〘名〙 (元、職人などが、どんぶり(丼)②または③の中に金を入れておいて、無造作に出し入れして使ったところから) 手元にあるにまかせて、帳面にもつけないで、気ままに支払いをすますこと。おおまかに金の出し入れをすること。
※アメリカひじき(1967)〈野坂昭如〉「小商い丼勘定のありがたさ」
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