デジタル大辞泉 「大体」の意味・読み・例文・類語
だい‐たい【大体】
[副]
1 物事の要点、また数量などを、大づかみにとらえるさま。あらかた。おおよそ。「話は
2 もとはと言えば。そもそも。「
[用法]大体・おおよそ――「大体(おおよそ)の見当はついている」「事情は大体(おおよそ)わかった」「大体(おおよそ)一〇〇万円かかる」など、大部分・あらましの意では、相通じて用いられる。◇「大体」は、細部を除いた主な部分、また漏れているものもあるが、あらかたの意で、「漱石の小説は大体は読んだ」では、まだ読んでない作品も少しあることを言外に含んでいる。◇「夜は大体家に居る」の「大体」は「おおよそ」に置き換えることはできない。◇「おおよそ」は細部を問題にしないで全体を大まかにとらえていう語であるから、「おおよその説明」では、細部についての説明は省かれていることになる。
[類語](1)ほぼ・九分九厘・およそ・大抵・普通・ほとんど・大部分・大方・大半・大多数・絶対多数・九分通り・十中八九・多く・総じて・おおむね・大概・全般・百般・万般・多数・数多・無数・あまた・あまねく・通じて・あらかた・おおよそ・総体・大略・押しなべて/(2)元来・もともと・もとより・根っから・本来・どだい・自体・そもそも・