立所に(読み)タチドコロニ

デジタル大辞泉 「立所に」の意味・読み・例文・類語

たちどころ‐に【立(ち)所に】

[副]時を移さず、その場ですぐに実現するさま。たちまち。すぐさま。「どんな難題でも立ち所に解決してみせる」
[類語]即刻即座即時即席即製同時言下直後直ちに早速すぐすぐさまとっさに俄か折り返しすかさずたちまち途端右から左瞬く間あっという間時を移さず間髪をれずリアルタイム見る見るずいとぐいとぐんぐんどんどんすらすらめきめき見る間にとんとんぐいぐいどしどしずんずんさっとさっさとっととはかばかしい円滑スムーズすいすいとんとん拍子着着順調快調好調淀みない淀みなく上首尾首尾良くはかどる電光石火はかない迅速速やか刻刻刻一刻時時刻刻次第次第に矢継ぎ早

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「立所に」の意味・読み・例文・類語

たちどころ‐に【立所に】

〘副〙 すぐその場で。時をおかずに。すぐさま。すぐに。たちまち。即座に。たちどころにおいて。たちどこに。たちどころをさらず。
延喜式(927)祝詞(享保版訓)「高つ鳥の殃に依りて、立処(タチトコロニ)身亡せにき」
※百座法談(1110)三月九日「もろもろの煩悩たちところにのそかる」

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