御手の物(読み)オテノモノ

デジタル大辞泉 「御手の物」の意味・読み・例文・類語

おて‐の‐もの【御手の物】

慣れていてたやすくできる事柄。得意とするもの。「中華料理ならお手の物だ」
[類語]売り物十八番おはこお家芸お株特技得意得手達者専売特許上手堪能巧者得手物有能器用多才うまたく巧妙潰しが利くくする腕が立つ敏腕辣腕腕利き腕こき腕っこき手練てだれ手利き名人達人名手妙手エキスパート巨星巨匠名匠名工大家たいか権威第一人者泰斗たいと耆宿きしゅく大御所おおごしょオーソリティー巧手怪腕凄腕腕達者ちょろいたやすい簡単容易簡略簡易あっさり手っ取り早いやすいらく手軽手軽い造作ないわけないくみやす楽楽易易いい易易やすやす軽い・軽く・悠悠難無く苦もなく生易しいイージー朝飯前楽勝お茶の子お茶の子さいさい河童かっぱたなごころを返す労せずして赤子の手をひねる事も無げむざむざ軽軽かるがる無造作手も無く見す見すまんまと平易軽易安易物ともせずすんなりすいすい首尾良くちょいちょいちょちょいのちょい易しい平たいわけがない簡明平明らくちん棚から牡丹餅ぼたもちスムーズ卑近平俗すらすら何でもない何の事はないあっけない世話がないお安い安直甘いとんとん拍子よどみ無く滑らか簡便手慣れる

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精選版 日本国語大辞典 「御手の物」の意味・読み・例文・類語

おて【御手】 の 物(もの)

  1. ( 手に入ったものの意から ) 自分の自由にできる物事。得意のわざ。得手。十八番。
    1. [初出の実例]「子規聞たい時になくやうに 草の菴は御手の物也」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第三九)
    2. 「斯ういふ類の戯文(げぶん)はお手の物でがすから」(出典社会百面相(1902)〈内田魯庵〉老作者)

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