酷薄・刻薄(読み)こくはく

精選版 日本国語大辞典 「酷薄・刻薄」の意味・読み・例文・類語

こく‐はく【酷薄・刻薄】

〘名〙 (形動) 残酷で薄情なこと。むごくて人情の薄いこと。また、そのさま。
※杜詩続翠抄(1439頃)九「刻薄 せせかわしうて」
太閤記(1625)二「人心刻薄し、好乱之患あらんか」
第三者(1903)〈国木田独歩〉八「実に君等は惨忍刻薄(コクハク)なことをする」 〔北史‐抱嶷伝〕

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