翻訳|sketch
主として、写生図、下絵、素描、略図などを意味する絵画用語。原義は概要、草案、断片的な描写の意味で、建築、デザイン、文学、音楽などの分野でも用いられることがある。スケッチは、対象の概念や特徴をとらえるための画家の修業手段であるが、またとくに完成作のための下絵や試作をさし、詳細入念なもの、簡略なものの別を問わないが、一般にそれ自体を最終作としない作品を総称する。フランス語に由来するエスキスesquisseもほぼ同様の意味である。スケッチの多くは素描の一形態とみることができるが、しばしば油彩による簡単な習作もスケッチとよばれる。クロッキーcroquisは主として人物、動物などの動く対象を短時間に描写する速写のスケッチあるいは素描である。
またスケッチブックは画帳全般をさし、特定された概念とはいいがたいが、ルネサンス時代以来画家の残した画帳は、レオナルド・ダ・ビンチをはじめデューラー、レンブラント、セザンヌ、ピカソなど、美術史研究の重要な資料であるのみならず、しばしば独自の作品形態となっている。
[八重樫春樹]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…素描は大別して次のような種類に分けられる。(1)スケッチsketch フランス語でクロッキーcroquisという。実在の対象を簡略に写生したもの,あるいは対象なしに自由な発想をすばやく描きとどめたもの。…
※「スケッチ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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