切込む(読み)キリコム

デジタル大辞泉 「切込む」の意味・読み・例文・類語

きり‐こ・む【切(り)込む/斬(り)込む】

[動マ五(四)]
刃物で深く切る。「肩先深く―・まれる」
刀を抜いて切って入る。踏み込んで切る。「敵陣に―・む」
深いところまで鋭く入り込む。「議論核心に―・む」
切って中に入れる。「野菜を―・んで煮る」
切ってはめ込む。
「堅い樫の板を奇麗に―・んだ手際は」〈漱石三四郎
[類語](1刻む切る裁つちょん切るぶった切るかき切る切り刻むちぎる切り抜く刎ねる切り出す叩き切る焼き切る捩じ切る切り開く切り落とす切開/(2侵入乱入侵す侵害侵略進入入り込む潜り込む忍び込む忍び入る紛れ込む割り込む分け入る潜入浸入闖入ちんにゅう流入深入り侵寇侵犯突入侵攻踏み込む乗り込む立ち入る押し入る駆け込む走り込む押し込む繰り込む上がり込む舞い込む足を踏み入れる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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