山中[町](読み)やまなか

百科事典マイペディアの解説

山中[町]【やまなか】

石川県南部,大聖寺(だいしょうじ)川中流域を占める江沼(えぬま)郡の旧町。中心は加賀温泉郷の一つで古来の名湯山中温泉(含食塩セッコウ泉,21〜51℃)の温泉町で,加賀市からバスが通じる。自転車部品,山中塗ケヤキ素地とした大衆向漆器)を産する。九谷地区は九谷焼発祥地。2005年10月加賀市へ編入。154.39km2。1万19人(2003)。

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世界大百科事典 第2版の解説

やまなか【山中[町]】

石川県南部,江沼郡の町。人口1万0939(1995)。加賀山地を北流する大聖寺(だいしようじ)川の上・中流域を占め,川沿いに国道364号線が通じる。北陸の名湯山中温泉を中心に市街地が発達する。温泉は僧行基の発見という伝説をもち,古くから白鷺ノ湯,菊ノ湯,葦ノ湯があって蓮如や芭蕉らも訪れている。泉質は含食塩セッコウ泉,泉温は27~51℃。1931年の大火後近代的設備をもつ旅館街となった。もと湯治客のみやげとしてつくられた山中漆器は,ケヤキの素地をろくろで細工し漆を塗ったもので,現在は輸出もしている。

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