幾らも(読み)イクラモ

デジタル大辞泉 「幾らも」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「幾らも」の意味・読み・例文・類語

いくら【幾ら】 も

  1. ( 下に肯定を表わす語がきた場合 ) いくつも。たくさん。数、量などの多いことを示す。
    1. [初出の実例]「人もいくらも参らせ給へ、女房多かる所なむ、心にくく花やかにも聞ゆる」(出典:落窪物語(10C後)二)
  2. ( 下に、否定の意を含む語がきた場合 ) それほど。たいして。数や量などが、あまり多くないことを示す。
    1. [初出の実例]「年月も 伊久良母(イクラモ)あらぬに」(出典万葉集(8C後)一七・三九六二)

いっくら‐も【幾も】

  1. 〘 連語 〙 「いくらも」の変化した語。
    1. [初出の実例]「竹伊勢と云は、伊勢太夫が内じゃ〈略〉いっくらも此類がある」(出典:洒落本・辰巳之園(1770))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む