デジタル大辞泉
「幾ら」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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いく‐ら【幾ら】
- ( 「ら」は接尾語 )
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 ( 助詞「の」が付き、あるいは単独で直接に、体言につづくこともある ) いくらぐらい。どれほど。数、量、程度、値段などの不明、不定の場合に用いる。また、それらのはなはだしいことにも用いる。
- [初出の実例]「四の君はいくら大きさに成り給ひぬる」(出典:落窪物語(10C後)一)
- 「あの方が幾程(イクラ)宜(いい)か知れない」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉二)
- [ 2 ] 〘 副詞 〙
- ① ( 下に仮定の条件を表わす「とも」「ても、でも」「たって」「といって」などがきて ) どんなに…しても、どれほど…であっても、の意を示す。
- [初出の実例]「いくら巧笑美目ありとも、礼が本じゃほどに、底に礼がなうてはすぢない事ぞ」(出典:史記抄(1477)一一)
- 「いくら、かきさがしたっても、ありゃアしねへ」(出典:西洋道中膝栗毛(1874‐76)〈総生寛〉一五)
- ② ( 「いくらでも」の形で用い )
- (イ) どんなに多くても。必要なだけたくさん。「金ならいくらでもやる」
- (ロ) どれほどのことがあっても、なんとしてでも、どうあっても、の意を表わすことがある。
- [初出の実例]「『いくらでも五郎が役はさせぬ』『殿様よりはせよとあるに、汝等がさせまいとは堪忍がならぬ』」(出典:歌舞伎・大名なぐさみ曾我(1697)上)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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