たんと(読み)タント

デジタル大辞泉 「たんと」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「たんと」の意味・読み・例文・類語

たんと

  1. 〘 副詞 〙
  2. 数量が多いさまを表わす語。たくさん。どっさり。多量に。
    1. [初出の実例]「たき木のしばをたんと山のやうにつみかさねて」(出典:玉塵抄(1563)二三)
    2. 「コレ礒様。言ふ事がたんと有」(出典:浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)六)
  3. 程度がはなはだしいさまを表わす語。大変に。非常に。
    1. [初出の実例]「気だてたんと。おもくれ、折ふしは、気のどく成程也」(出典:評判記・満散利久佐(1656)高天)
    2. 「たんと馬鹿にして入らっしゃい」(出典:藤鞆絵(1911)〈森鴎外〉)

たんとの補助注記

形容動詞的用法の例として、「稲熱病岩倉政治〉九」に「河合様ところのあのたんとな書物。なんしろ恐ろしいもンぢゃ」がある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「たんと」の読み・字形・画数・意味

【憚】たんと

貪欲。

字通「憚」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む