デジタル大辞泉 「ざら」の意味・読み・例文・類語
ざら
1 「ざら紙」の略。
2 「ざらめ糖」の略。
3 ばら銭。
「夜盗ども見ろと両手で―を寄せ」〈柳多留・五〉
[形動][文][ナリ]
1 いくらでもあって、珍しくないさま。「その程度の作品なら
2 むやみやたら。
「それは勿論―に人に見せられるものでない」〈福沢・福翁自伝〉
[類語]沢山・多く・多い・
…三伏(さんぷく)峠(2580m)は塩見岳の南西にある赤石山脈の主山稜にある日本の最高所の峠で,1875年に開かれた。針ノ木峠(2541m),ザラ峠(2353m)は,それぞれ後立山,立山山脈中の鞍部であり,1584年佐々成政の両峠越えで名高い。上高地西の中尾峠(2080m),東の徳本(とくごう)峠(2135m)は天保年間(1830‐44)から飛驒街道が通っていたところであり,梓川沿いの道路が1933年開通するまでは上高地への入山者はたいていここを通った。…
※「ざら」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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