どっさり(読み)ドッサリ

デジタル大辞泉 「どっさり」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「どっさり」の意味・読み・例文・類語

どっさり

  1. [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴っても用いる )
    1. 重い物が落ちたり倒れたりぶつかったりする音やそのさまを表わす語。人を斬り倒すときにもいう。
      1. [初出の実例]「何かはしらず、表の隔子(かうし)物見より、障子を打やぶりて、どっさりと落(おつ)る」(出典咄本・軽口出宝台(1719)四)
      2. 「うしろから大男がひっこぬいて、肩先をどっさり切る」(出典:咄本・気のくすり(1779)土手)
    2. ( 重くて手ごたえのある意から ) 数量の多いさま、たくさんあるさまを表わす語。どっしり。
      1. [初出の実例]「今夜はどっさりつもりさうじゃ」(出典:合巻・翻案道中双六(1821))
    3. 重々しく落ちついているさまを表わす語。どっしり。
      1. [初出の実例]「どっさりしていいものは、せうばいやの大がみさまと大道臼じゃアねへかっ」(出典:洒落本・意妓口(1789‐1801頃)二)
  2. [ 2 ] 〘 名詞 〙 近世上方語で、義太夫のトリ語りの異称。一座座長。現代の上方語では、寄席芸人の真打のこと。落語席では最後の一つ前に出演する。

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[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

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