無数(読み)ムスウ

デジタル大辞泉 「無数」の意味・読み・例文・類語

む‐すう【無数】

[名・形動]数えきれないほど多いこと。また、そのさま。「無数な(の)星」
[類語]無量たくさん多く多い数数かずかず多数数多すうた多量大量大勢おおぜいおびただしいいっぱいあまた多多いくらもいくらでもざらにごろごろどっさりたっぷり十二分に豊富にふんだんに腐るほどごまんとわんさとしこたまたんまりうんとたんと仰山ぎょうさんなみなみ十分しっかりがっつり大挙多勢多人数大人数衆人莫大膨大巨万豊か潤沢無尽蔵山ほど盛り沢山がっぽりがっぽがっぽ多め幾多過多最多多作数知れない数知れぬ数え切れない十指に余る枚挙にいとまがない掃いて捨てるほどフル充足満喫存分満杯満員満席満車満室満タン満点満幅飽和満ち足りるすべて全部全体全面ほとんど大部分大方大抵大半大多数絶対多数九分通り十中八九九分九厘総じておおむね大概全般百般万般あまねく通じてあらかたほぼおよそおおよそ大体総体大略押しなべて

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精選版 日本国語大辞典 「無数」の意味・読み・例文・類語

む‐しゅ【無数】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しゅ」は「数」の呉音 ) =むすう(無数)
    1. [初出の実例]「春女春粧言不及、無量無数満華庭」(出典凌雲集(814)奉和観佳人蹋歌御製〈小野岑守〉)
    2. 「もと無数(ムシュ)(〈注〉カスモシラヌ)のほとけにしたがひて、具足してもろもろの道を行じたまへり」(出典:妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)一)

む‐すう【無数】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 数かぎりなく多くあること。かぞえきれないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「忽見紅衣映緑帷、藕花無数吐花時」(出典:古学先生詩集(1717)二・蓮)
    2. [その他の文献]〔戦国策‐秦策・孝文王〕
  3. 多かったり少なかったりで定まった数が無いこと。また、そのさま。〔周礼春官序官

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普及版 字通 「無数」の読み・字形・画数・意味

【無数】むすう

多数。

字通「無」の項目を見る

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