がっぽり(読み)ガッポリ

デジタル大辞泉 「がっぽり」の意味・読み・例文・類語

がっぽり

[副]一度にたくさんの金が手に入ったり、または出たりするさま。「がっぽり(と)もうける」「手数料をがっぽり(と)とられる」
[類語]多いがっぽがっぽどっさりたっぷりしこたまたんまりたくさんいっぱい夥しい多く数数かずかず多数数多すうた無数多量大量大勢おおぜい大挙多勢多人数大人数衆人莫大膨大巨万豊か潤沢無尽蔵山ほど盛り沢山多め幾多過多最多多作あまた多多いくらもいくらでもざらにごろごろ十二分に豊富にふんだんに腐るほどごまんとわんさとうんとたんと仰山ぎょうさんなみなみ十分しっかりがっつり多め数知れない数知れぬ数え切れない十指に余る枚挙にいとまがない掃いて捨てるほど

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精選版 日本国語大辞典 「がっぽり」の意味・読み・例文・類語

がっぽり

  1. 〘 副詞 〙 金銭などが、一度にたくさん手に入ったりなくなったりするさまを表わす語。
    1. [初出の実例]「女に場所を貸したところで、いずれ組のほうから、がっぽりショバ代につけられるんだから」(出典:燃えつきた地図(1967)〈安部公房〉)

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