末期的(読み)マッキテキ

デジタル大辞泉 「末期的」の意味・読み・例文・類語

まっき‐てき【末期的】

[形動]終末・滅亡直前のように、救いがたく悪いさま。「末期的な様相を呈する」
[類語]衰残弱体化衰弱衰微衰退頓挫衰え減退後退退潮地に落ちる没落落ちぶれるうらぶれる盛り下がる零落凋落ちょうらく転落落魄らくはく淪落堕落末路斜陽成れの果て見る影もない朽ちる消沈衰亡たそがれ失速焼きが回る耄碌もうろくぽんこつ火の車終末大詰め尾羽うち枯らす世も末廃れる衰える寂れる落ち目下火尻すぼまり尻すぼみ廃退下り坂左前不振じり貧どか貧先細り下がり目低落廃る傾く尻下がり尻切れとんぼ竜頭蛇尾孤城落日

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「末期的」の意味・読み・例文・類語

まっき‐てき【末期的】

〘形動〙 終わりの時期にあるさま。また、もはや救いがたいさま。
※芥川文学の魅力(1954‐55)〈中村真一郎〉二「性急で末期的な多産一時期を迎え」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android