デジタル大辞泉 「地に落ちる」の意味・読み・例文・類語 地ちに落お・ちる 盛んであった評判や権威などが、全く衰え廃れる。「国の威信が―・ちる」[類語]没落・落ちぶれる・うらぶれる・成り下がる・零落・凋落ちょうらく・転落・落魄らくはく・淪落・堕落・末路・斜陽・成れの果て・見る影もない・末期的・衰残・弱体化・衰弱・衰微・衰退・頓挫・衰え・減退・後退・退潮・朽ちる・消沈・衰亡・たそがれ・失速・焼きが回る・耄碌もうろく・ぽんこつ・火の車・終末・大詰め・尾羽うち枯らす・世も末・廃れる・衰える・寂れる・落ち目・下火・尻すぼみ・廃退・下り坂・左前・不振・じり貧・どか貧・先細り・下がり目・低落・廃る・傾く・尻下がり・尻切れとんぼ・竜頭蛇尾・孤城落日 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「地に落ちる」の意味・読み・例文・類語 ち【地】 に 落(お)ちる ① 地上に落ちる。[初出の実例]「一には月地に堕ぬ」(出典:今昔物語集(1120頃か)一)「飛ぶ鳥も地に落」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)四)[その他の文献]〔韓愈‐春雪詩〕② この世の中に生まれ出る。〔陶潜‐雑詩〕③ 権威・名声など、さかんであったものが、おとろえすたれる。[初出の実例]「其占指レ掌、占道未レ墜レ地、猶在レ人者歟」(出典:台記‐久安四年(1148)七月二九日)「名誉も評判も、地に落ちて了った様な感がするのだ」(出典:魔風恋風(1903)〈小杉天外〉後)[その他の文献]〔論語‐子張〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例