普通は漠然と小形の鳥をさしていう。しかし、どの程度の大きさより小形とするかは人によって異なり、さらに次のような大きさ以外の問題も含まれる場合がある。一つは籠(かご)に入れて飼う鳥に限定する場合で、メジロ、ブンチョウ、ジュウシマツなど大きさでも全長約10センチメートル以下のものをさすことが多い。もう一つは体型の問題で、ウグイス型やスズメ型でない鳥、たとえばシギ、チドリ、インコ、ハト、カワセミ、キツツキというようなものでも小形であれば小鳥とよぶ人がいる一方で、そのような体型の鳥はいくら小さくても小鳥とよばない人もいる。ときには逆に大きさより体型を重視して、むしろ中形であってもカラスは小鳥であるが、セキセイインコは小鳥ではないという人さえいる。以上のように、大きさにしても体型にしてもどこかにはっきりした線を引くことはむずかしいが、大きさだけについていえば、全長15センチメートルから30センチメートルあたりを小鳥の上限としている人が多いようである。
[浦本昌紀]
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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