デジタル大辞泉 「弟」の意味・読み・例文・類語
てい【弟】[漢字項目]
[学習漢字]2年
〈テイ〉
1 おとうと。「弟妹/義弟・兄弟・子弟・実弟・舎弟・従弟・末弟・令弟」
2 門人。「高弟・師弟・徒弟・門弟」
3 自分を
〈ダイ〉おとうと。「兄弟」
〈デ〉門人。「弟子」
[名のり]くに・ちか・つぎ・ふと
[難読]
おとうと[作品名]
(おとうと)市川崑監督による映画の題名。昭和35年(1960)公開。を原作とし、脚色は水木洋子。第34回キネマ旬報ベストテンの日本映画ベストワン作品。第11回ブルーリボン賞作品賞受賞。
(おとうと)山根成之監督による映画の題名。昭和51年(1976)公開。のリメーク。
(おとうと)山田洋次監督による映画の題名。平成22年(2010)公開。ストーリーは異なるが、作中にへのオマージュが見られる。
(弟)《原題、〈ドイツ〉Der jüngere Bruder》ドイツの小説家、ノサックの長編小説。1958年刊行。
(弟)石原慎太郎の長編小説。平成8年(1996)刊行。自身の弟で俳優の石原裕次郎の生涯を描いたもの。平成16年(2004)テレビドラマ化。
おと‐うと【弟】
1 きょうだいのうち、年下の男。⇔兄。
2 《「義弟」とも書く》夫や妻の弟。また、妹の夫。
3 古く、性別に関係なく、年下のきょうだいを呼んだ語。→
「
[類語]実弟・義弟・妹婿・次弟・末弟・亡弟・舎弟・愚弟・令弟・賢弟・弟御
[補説]作品名別項。→おとうと
おと【▽弟/▽乙】
1 上代、男女の別なく、兄弟または姉妹の関係にある者のうち年少の者。おとうと。また、いもうと。⇔
「其の―
2 末の子。おとご。
「姉が手を引き、―は抱く」〈浄・油地獄〉
3 狂言面の一。不器量な若い女の面。
[接頭]名詞に付いて、
1 年下の、年が若い、末の、などの意を表す。「―おじ(弟叔父)」「―ご(弟子)」
2 年若く美しい意を表す。「―たなばた(弟棚機)」「―たちばなひめ(弟橘媛)」
おと‐ひと【▽弟】
「