

 
 
 
 
 
(歩)を大小に分けてしるし、
の字形となった。従って今の字形は、戉+
。〔説文〕二上に「木星なり」とし、
に従って戌(じゆつ)声とするが、戌に従う字ではない。卜文に祭名として戉の字がみえ、のち
の字形を用いる。戉は犠牲を宰割する意であろう。〔書、洛誥〕に「王、新邑に在りて烝・祭・
す」とあって、古くは祭名に用いた。金文の〔毛公鼎〕に「用(もつ)て
し、用て
(征)せよ」とあるのも祭祀の意。また卜辞や〔
鼎(こつてい)〕に「來
」、斉器の〔国差
(こくさたん)〕に「國差、立事(事に
(のぞ)む)の
」のように、年歳の意とする。おそらく歳祭は、年に一度の大祭であったのであろう。木星を歳星といい、古い暦術と関係が深いが、歳星の知識は戦国期以後にみえる。
 トシ/是
・今
 コトシ/兩
 フタトセ/昔
 コゾ
声として
・
・
・
・
など九字を収め、その声はだいたい
(わい)と
(かい)の二系に分かれる。
と声義の関係は明らかでなく、擬声的な語が多いようである。
▶・歳久▶・歳凶▶・歳
▶・歳饉▶・歳計▶・歳月▶・歳歉▶・歳元▶・歳功▶・歳貢▶・歳光▶・歳更▶・歳候▶・歳歳▶・歳在▶・歳市▶・歳次▶・歳事▶・歳時▶・歳首▶・歳酒▶・歳周▶・歳終▶・歳熟▶・歳出▶・歳序▶・歳除▶・歳進▶・歳数▶・歳制▶・歳星▶・歳夕▶・歳節▶・歳薦▶・歳旦▶・歳中▶・歳朝▶・歳調▶・歳豆▶・歳登▶・歳徳▶・歳入▶・歳稔▶・歳破▶・歳晩▶・歳費▶・歳尾▶・歳物▶・歳病▶・歳幣▶・歳暮▶・歳
▶・歳俸▶・歳報▶・歳豊▶・歳末▶・歳満▶・歳夜▶・歳籥▶・歳余▶・歳飫▶・歳用▶・歳陽▶・歳暦▶・歳賂▶・歳臘▶出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...