ストップ

精選版 日本国語大辞典「ストップ」の解説

ストップ

〘名〙 (stop)
① (━する) (動いているものが)止まること。動作が止まること。また、物事が中止すること。停止。休止。中止。また、止まれ、中止せよのにも用いる。
※愛弟通信(1894‐95)〈国木田独歩〉艦上の天長節「ストップストップ静かに静かにの声」
※風媒花(1952)〈武田泰淳〉七「軍需品の生産を即時ストップせよ」
② 車や歩行者に対する、交通信号などによる「停止せよ」の合図。
女工哀史(1925)〈細井和喜蔵〉一六「交通整理器のストップが向いてゐる時に駆け出して、お巡査さんに叱られる」
③ 取引市場において、相場の変動による混乱を防止するために騰落を一定の値幅に制限すること。

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百科事典マイペディア「ストップ」の解説

ストップ

音楽用語。(1)オルガンのパイプハープシコードの弦で,同じ音色の一群。また,これを演奏者が任意に選択するための,手または足で操作する装置。音栓(せん),レジスターともいう。(2)弦楽器の弦を指で押さえること。複数の音を同時に出すことをダブル・ストップという。
→関連項目オルガンハープシコード

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デジタル大辞泉「ストップ」の解説

ストップ(stop)

[名](スル)
動きが止まること。動きを止めること。停止。「事故で列車がストップした」「融資をストップする」
信号などによる「止まれ」の合図。停止信号。
オルガンなどの音栓。
停留所。「バスストップ

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世界大百科事典 第2版「ストップ」の解説

ストップ【stop】

パイプ・オルガンやハープシコードなどにおいては,特定の音色や音高の音列をいくつか用意しておき,スイッチの操作で鍵盤とそれらの音列とを任意に結合させ,種々の音効果を得ている。このスイッチのことをストップ(音栓)と称している。前後に引いたり押したりするもの,上下に動かすもの,ペダル式のものなどがある。また,それらの音列自体をストップと呼ぶこともある。ストップの操作で音を配合することをレジストレーションregistrationというので,ストップのことをレジスターregisterということもある。

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世界大百科事典内のストップの言及

【音声学】より


[おもな子音]
 以下におもな子音について記述する。(1)閉鎖音stop(図2参照) (a)無声両唇閉鎖音[p]は日本語〈パ〉の子音。有声両唇閉鎖音[b]は日本語〈バ〉の子音。…

【オルガン】より

…使用目的,設置空間の大小によりさまざまな規模のものがあるが,大別すると,運搬可能なものと建築物の中に固定されたものに分けられる。前者にはひざにのせて片手で演奏するポルタティフPortativ,箱形ポジティフPositiv,リード・ストップのみのレガールRegalがあり,後者には1段鍵盤,数個のストップの小オルガンから,2~5段鍵盤,十数個から100ストップ以上の大オルガンまであり,その多くは両足で奏する足鍵盤(ペダル)を有する。以上を総称してパイプ・オルガンという。…

※「ストップ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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