精選版 日本国語大辞典 「性質・生質」の意味・読み・例文・類語
せい‐しつ【性質・生質】
〘名〙
② 生まれながらの姿、形。生まれたときからの身体の様子。
※地蔵菩薩霊験記(16C後)一四「形短くして、甚だ醜き生質(セイシツ)なりしが」
③ 事物が本来もっている固有のありかた。これによって他の事物と種類を区別できるもの。本来の特徴。ロックの哲学では、延長・固さなどの事物の固有性を第一性質といい、色・臭・音などの感覚的性質を第二性質という。質。
※舎密開宗(1837‐47)内「亦寸度及び十分寸の度を画む瓦斯の性質を鑒識するに用ふ」
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