数多度(読み)アマタタビ

デジタル大辞泉 「数多度」の意味・読み・例文・類語

あまた‐たび【数多度】

[副]何度も。たびたび。
「姫の息せまりて苦しげなれば、―休みて」〈鴎外・文づかひ〉
[類語]たびたび何度もよくしばしばちょくちょく往往ちょいちょいしきりしょっちゅう幾度頻繁頻頻しげしげ足繁く再三再再再三再四再びまた重ねて再度又又又もまたもやまたぞろ懲りずまに二の舞性懲しょうこりもないてつを踏む前車のてつを踏むてつを踏む改めてまたしてもくれぐれくれぐれも返す返すよくよくとくととっくり重重重ね重ね幾重にも念入り二度と二度と再びくどくどうだうだぐだぐだくだくだたらたらああだこうだ四の五の四の五の言う

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「数多度」の意味・読み・例文・類語

あまた‐たび【数多度】

〘名〙 (多く副詞的に用いる) 多くの回数。何度も。たびたび。あまたかえり。
続日本紀‐天平宝字八年(764)一〇月九日・宣命「池田親王は此夏馬多く集へて事謀ると聞し召しき。如是在(かかる)事阿麻多太比(アマタタビ)所奏(まをせり)
談義本・教訓雑長持(1752)二「雲中で歯を喰しばり、こぶしをにぎりし事余多度

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android