デジタル大辞泉
「屡」の意味・読み・例文・類語
しば【×屡】
[語素]動詞の上に付いて、動作・作用が何度も繰り返し行われる意を表す。しきりに。たびたび。多く「しばたたく」「しば立つ」「しば鳴く」「しば見る」などの形で用いる。
「清き川原に千鳥―鳴く」〈万・九二五〉
る【屡】[漢字項目]
[音]ル(呉)(漢) [訓]しばしば
度重なるさま。しばしば。「屡次・屡述」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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しば【屡】
- 〘 造語要素 〙 ( 「頻(し)く」「頻(しき)る」などの語基「し」に、「もと」「端」などを意味した「は」の付いたものとする説もある ) 動作作用の回数を重ねて繰り返し行なわれる意を表わす。しばしば。しきりに。何度も。
- [初出の実例]「山びには 桜花散り かほ鳥の 間無く之婆(シバ)鳴く」(出典:万葉集(8C後)一七・三九七三)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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