(読み)シバシバ

デジタル大辞泉 「屡」の意味・読み・例文・類語


しば【×屡】

[語素]動詞の上に付いて、動作作用が何度も繰り返し行われる意を表す。しきりに。たびたび。多く「しばたたく」「しば立つ」「しば鳴く」「しば見る」などの形で用いる。
「清き川原千鳥―鳴く」〈・九二五〉

る【屡】[漢字項目]

[音]ル(呉)(漢) [訓]しばしば
度重なるさま。しばしば。「屡次屡述

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精選版 日本国語大辞典 「屡」の意味・読み・例文・類語

しば【屡】

  1. 〘 造語要素 〙 ( 「頻(し)く」「頻(しき)る」などの語基「し」に、「もと」「端」などを意味した「は」の付いたものとする説もある ) 動作作用の回数を重ねて繰り返し行なわれる意を表わす。しばしば。しきりに。何度も。
    1. [初出の実例]「山びには 桜花散り かほ鳥の 間無く之婆(シバ)鳴く」(出典万葉集(8C後)一七・三九七三)

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