デジタル大辞泉 「ちょいちょい」の意味・読み・例文・類語 ちょい‐ちょい [副]1 間を置いて同じことが何度も繰り返されるさま。度々。おりおり。ちょくちょく。「ちょいちょい遊びに来る」2 身軽に動くさま。「枝から枝へちょいちょい(と)飛び移る」3 大した程度でないさま。簡単であるさま。「ちょいちょい(と)作り上げる」「家の内外の―した修繕」〈野上・真知子〉[感]民謡などの囃子詞はやしことば。ちょいなちょいな。[類語](1)よく・度度・ちょくちょく・往往・しばしば・しきり・しょっちゅう・幾度・頻繁・頻頻・しげしげ・足繁く・あまたたび・何度も・再三・再再・再三再四・再び・また・重ねて・再度・又又・又も・またもや・またぞろ・懲りずまに・二の舞・性懲しょうこりもない・轍てつを踏む・前車の轍てつを踏む・前轍てつを踏む・改めて・またしても・くれぐれ・くれぐれも・返す返す・よくよく・とくと・とっくり・重重・重ね重ね・幾重にも・念入り・二度と・二度と再び・くどくど・うだうだ・ぐだぐだ・くだくだ・たらたら・ああだこうだ・四の五の・四の五の言う/(3)易しい・簡単・平易・平たい・容易たやすい・容易・造作ない・苦もなく・訳わけがない・安易・軽易・簡明・平明・やすやす・事も無げ・楽楽らくらく・らくちん・軽軽かるがる・難無く・手もなく・手軽てがる・楽・手っ取り早い・易い・訳わけない・朝飯前・お茶の子さいさい・屁への河童かっぱ・楽勝・赤子の手を捻ひねる・棚から牡丹餅ぼたもち・むざむざ・無造作・見す見す・まんまと・物ともせず・すんなり・すいすい・首尾良く・ちょちょいのちょい・あっさり・お茶の子・掌たなごころを返す・軽い・手軽い・お手の物・労せずして・生易しい・ちょろい・悠悠・与くみし易い・イージー・スムーズ・卑近・平俗・簡易・すらすら・何でもない・何の事はない・あっけない・世話がない・お安い・安直・甘い・とんとん拍子・淀よどみ無く・滑らか・簡便・手慣れる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「ちょいちょい」の意味・読み・例文・類語 ちょい‐ちょい [ 1 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )① 間を置いて同じことが続くさまを表わす語。ときどき。ときおり。また、何度も繰り返されるさまを表わす語。たびたび。しばしば。[初出の実例]「かはほりのちょいちょい出たり米瓢」(出典:俳諧・七番日記‐文化一三年(1816)四月)② =ちょいと[ 一 ][初出の実例]「爪の先でちょいちょいと摘んだら」(出典:滑稽本・七偏人(1857‐63)五下)[ 2 ] 〘 感動詞 〙 人や物をほめる際にいう語。いいぞ。[初出の実例]「くらのすけ〈略〉立すがたの見事さ、うんけいの御さく、ちょいちょい」(出典:評判記・吉原大全新鑑(1665)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by