再三(読み)サイサン

デジタル大辞泉 「再三」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「再三」の意味・読み・例文・類語

さい‐さん【再三】

  1. 〘 名詞 〙 ある動作が二度も三度も行なわれること。しばしばであること。たびたび。多くは副詞的に用いる。
    1. [初出の実例]「酬価欲買、願一定早報、勿再三者」(出典:早稲田大学図書館所蔵文書‐天平勝宝七年(755)一一月一三日・相模国司牒)
    2. 「くすしも再三(サイサン)しんしゃく、取次の人も力を添」(出典:浮世草子日本永代蔵(1688)六)
    3. [その他の文献]〔漢書‐翟方進伝〕

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普及版 字通 「再三」の読み・字形・画数・意味

【再三】さいさん

二度三度。たびたび。〔易、〕初筮(しょぜい)にはぐ。再三すれば(けが)る。るれば則ちげず。

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