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法則[論理学] ほうそく[ろんりがくの]

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

法則[論理学]
ほうそく[ろんりがくの]

一般的な真理のことで,伝統的には同一律,矛盾律,排中律 (充足理由律が加えられることもある) が,現代論理学ではそれらに限らず,恒真式すべてをさす。そしてその絶対的確からしさは,おもに (1) 記述的,(2) 規定的,(3) 形式的立場から主張される。 (1) は,「そのようにしてある」ものの性質を記述していること,(2) は,正しい思惟の絶対的または習慣的規準であること,(3) は,すべての可能界のいかなる対象についても真なる形式であることをあげる。しかしこの区別は何を事実,規範,形而上学の命題とするかというおのおのの哲学がとる立場によって動く。現代論理学では,恒真式もしくは公理に帰着しうることをその確かさの論拠とする公理主義の立場,すなわち (2) ,(3) にまたがる立場がとられることが多い。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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