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オキテ

3件 の用語解説(掟の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

おきて【×掟】

《動詞「おき(掟)つ」の連用形から》
守るべきものとしてすでに定められている事柄。その社会の定め。決まり。また、法律。法度(はっと)。「家の」「に背く」
かねてからの心づもり。計画。
「この二年ばかりぞかくてものし侍れど、親の―にたがへりと思ひ嘆きて」〈・帚木〉
取りしきること。処置。処分。また、指図。命令。
「おのづから位などいふことも高くなり、身の―も心にかなひがたくなどして」〈・夢浮橋〉
様式にかなったものの扱い方や配置のぐあい。
「筆の―すまぬ心地して、いたはり加へたる気色なり」〈・梅枝〉
心のもち方。心構え。心ばせ。
「―広きうつはものには、幸ひもそれに従ひ、せばき心ある人は、さるべきにて」〈・若菜下〉

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

おきて【掟】

〔動詞「おきつ(掟)」の連用形から〕
その社会の人々が守らなければならない決まり。定め。 「仲間の-」 「村の-」
指図。処置。 「帝の御-極めてあやにくにおはしませば/大鏡 時平
心づもり。意向。 「親の-に違へり/源氏 帚木
心構え。心がら。 「 -広きうつは物には幸もそれに従ひ/源氏 若菜下
形態。たたずまい。 「水のおもむき山の-を改めて/源氏 乙女

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説


おきて

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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世界大百科事典内のの言及

【掟書】より

…公布された法度(はつと)書の一形式。中世後期より用いられたが,元来,みずからの心構え,取極め,しきたり,処置などの意義のある掟が,在地領主,土豪等が下剋上の結果,法制発布の立場になっても用いたため,普遍化して,順守すべき法令の意味を持つようになったと考えられる。初めに掟(掟事,掟旨),定,定申などの文言が記され,法令の個条が事書で記され,終りに違反者への警告の文言,年月日,取極めたもの一同の署判,奉行人の署判,あるいは絶対者の捺印,法令の対象となるものが充所に記されるのが一般的である。…

※「掟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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