物の見事(読み)モノノミゴト

デジタル大辞泉 「物の見事」の意味・読み・例文・類語

もの‐の‐みごと【物の見事】

(副詞的に用いて)きわめてあざやかに行われるさま。たいそう見事なさま。「予想が物の見事に的中する」「物の見事に失敗した」
[類語]絶妙上手素晴らしい巧みうまい巧妙老巧達者器用賢い素敵すてき見事みごと立派最高卓抜秀逸結構目覚ましい輝かしいたえなるえも言われぬ上出来上上結構尽くめ何より・申し分が無い・言う事無し天晴れナイスワンダフル目の覚めるよう目に染みる冴える水際立つばっちり完璧完全万全十全完全無欠満点両全金甌きんおう無欠百パーセントパーフェクト全くまった文句なし大丈夫無傷間然かんぜんする所がない水も漏らさぬ非の打ち所がないびしっとめぼしい目立つ引き立つ顕著著しい際立つ光る目を引く人目を引く人目につく目に立つひときわおも立つとりわけ値千金掛け替えのない群を抜く卓出卓越卓絶逸出抜群抜きん出る飛び抜けるずば抜ける頭抜ける並外れる人並み外れる度外れ断トツ非凡出色傑出一日いちじつの長素人離れ玄人はだし超人的

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精選版 日本国語大辞典 「物の見事」の意味・読み・例文・類語

もの【物】 の 見事(みごと)

  1. ( 「見事」を強めた表現 ) たいそう見事であるさま。まことに立派に。たいへん鮮やかに。
    1. [初出の実例]「物の見事なる板を、大男あまたにもたせて来りけるほどに」(出典:咄本・私可多咄(1671)二)

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