冠絶(読み)カンゼツ

デジタル大辞泉 「冠絶」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぜつ〔クワン‐〕【冠絶】

[名](スル)群を抜いてすぐれていること。「世界冠絶する偉業

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「冠絶」の意味・読み・例文・類語

かん‐ぜつクヮン‥【冠絶】

  1. 〘 名詞 〙 比べるものがないくらい、非常にすぐれていること。飛びぬけてすぐれていること。卓絶
    1. [初出の実例]「救済ことに名誉す、古今に冠絶する故也」(出典:九州問答(1376))
    2. [その他の文献]〔晉書‐劉琨伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「冠絶」の読み・字形・画数・意味

【冠絶】かん(くわん)ぜつ

最もすぐれる。〔晋書、劉伝〕時に征將軍石崇、河南の金谷中に別廬り、時輩に冠す。客を引致し、日に以て詩を賦す。

字通「冠」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む