瑣末(読み)サマツ

デジタル大辞泉 「瑣末」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「瑣末」の意味・読み・例文・類語

さ‐まつ【瑣末・些末】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 重要でない、ほんのちょっとしたことであるさま。些細(ささい)
    1. [初出の実例]「御門番相勤候面々、追年勤方瑣末之儀迄も手重に相成、手数相懸り」(出典:幕末御触書集成‐三七・安政二年(1855)一〇月一九日)
    2. 「彼は或瑣末なことの為に自殺しようと決心した」(出典:侏儒の言葉(1923‐27)〈芥川龍之介〉或自殺者)

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普及版 字通 「瑣末」の読み・字形・画数・意味

【瑣末】さまつ

瑣細。

字通「瑣」の項目を見る

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