デジタル大辞泉 「細事」の意味・読み・例文・類語 さい‐じ【細事】 1 ちょっとしたこと。つまらない事柄。小事。「細事にこだわらない」2 詳しい事柄。「細事にわたる説明」[類語]事・事物・事象・物事・現象・出来事・余事・余所よそ事・他事・他人事・人事ひとごと・雑事・諸事・事件・時事・事柄・事故・異変・大変・急変・変事・大事だいじ・大事おおごと・世事・俗事・私事しじ・私事わたくしごと・用・用事・用向き・用件・所用・用務・小用こよう・しょうよう・野暮用・雑用・私用・公用・社用・商用・急用・多用・主用・珍事・不祥事・アクシデント・ハプニング・センセーション・些細・些事・小事・枝葉・末節・枝葉末節・瑣末・末梢的・細かい・細細こまごましい・煩瑣はんさ・瑣瑣ささたる・区区くくたる・ちょっとした・取るに足りない・たわいない・何でもない・愚にもつかぬ・益体も無い・埒らちも無い・高が知れる・二次的・二義的・副次的・些些ささ・細ささやか・わずか・幾ばく・たかが・いささか・ほんの・有るか無きか・ちょっと・一縷いちる・一抹・些少さしょう・無駄事・微微・つまらない・無意味・下らない・問題外・部分的・派生的・卑小・眇眇びょうびょう・由よし無い・トリビアル こま‐ごと【細事/細言】 こまごました、つまらない事。「―吐かずと早帰れと」〈浄・忠臣蔵〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「細事」の意味・読み・例文・類語 さい‐じ【細事】 〘 名詞 〙① ささいなこと。ちょっとしたこと。こまかい事柄。つまらない事柄。小事。些事(さじ)。[初出の実例]「此外細事等尤多」(出典:玉葉和歌集‐承安元年(1171)一一月一九日)[その他の文献]〔新唐書‐席予伝〕② 詳細なこと。くわしい事柄。 こま‐ごと【細事・小言】 〘 名詞 〙 こまごました事。取るに足りない事柄。くだらない事。[初出の実例]「Comagotouo(コマゴトヲ) ユウ」(出典:日葡辞書(1603‐04))「小癪な匹夫が憎き振舞、こま言ぬかさば手は見せぬぞ」(出典:歌舞伎・白縫譚(1853)六幕) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「細事」の読み・字形・画数・意味 【細事】さいじ ささいなこと。〔唐書、席予伝〕性、畏なり。子弟・屬に書を與ふるに、字を作(な)さず。或ひと曰く、此れ細事なるのみ。何ぞ慮を留めんと。答へて曰く、細をもまず、況んや大事をやと。字通「細」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報