益体も無い(読み)ヤクタイモナイ

デジタル大辞泉 「益体も無い」の意味・読み・例文・類語

益体やくたい・い

役に立たない。無益だ。つまらない。でたらめだ。
「今みたいな―・いことをしていちゃ」〈宮本伸子
[類語]些細瑣末枝葉枝葉末節末梢的些事細事小事細かい細細こまごましい煩瑣はんさ瑣瑣ささたる区区くくたるちょっとした取るに足りないたわいない何でもない愚にもつかぬらちも無い高が知れる二次的二義的副次的些些ささささやかわずか幾ばくたかがいささかほんの有るか無きかちょっと一縷いちる一抹些少さしょう末節無駄事雑事微微つまらない無意味下らない問題外部分的派生的卑小眇眇びょうびょうよし無いトリビアル

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精選版 日本国語大辞典 「益体も無い」の意味・読み・例文・類語

やくたい【益体】 も ない

  1. 役に立たない。無益である。たわいない。また、とんでもない。でたらめだ。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「一生やくたいもなふ身を浮雲の天水といふ男」(出典:浮世草子・傾城色三味線(1701)京)

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