取るに足りない(読み)トルニタリナイ

デジタル大辞泉 「取るに足りない」の意味・読み・例文・類語

るにり◦ない

問題として取り上げる価値もない。ささいなことである。取るに足らない。「―◦ない話題」
[類語]けち低いちゃちちっぽけ安手やすで安っぽいつまらないくだらない下等下級低級低位低次低次元低劣些細瑣末枝葉枝葉末節末梢的些事細事小事細かい細細こまごましい煩瑣はんさ瑣瑣ささたる区区くくたるちょっとしたたわいない何でもない愚にもつかぬ益体も無いらちも無い高が知れる二次的二義的副次的些些ささささやかわずか幾ばくたかがいささかほんの有るか無きかちょっと一縷いちる一抹些少さしょう末節無駄事雑事微微無意味問題外部分的派生的卑小眇眇びょうびょうよし無いトリビアル

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精選版 日本国語大辞典 「取るに足りない」の意味・読み・例文・類語

とる【取】 に=足(た)りない[=足(た)らず・=足(た)らない]

  1. 問題にもならない。
    1. [初出の実例]「謂相妨者、是泛然無愛憎者之言、不取也」(出典童子問(1707)下)
    2. 「小児の戯れ、一向取(トル)に足(タ)らぬね」(出典:滑稽本浮世風呂(1809‐13)四)

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