眇眇(読み)ビョウビョウ

デジタル大辞泉 「眇眇」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「眇眇」の意味・読み・例文・類語

びょう‐びょうベウベウ【眇眇】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
  2. 微小なさま。小さなさま。また、とるにたりないさま。〔布令必用新撰字引(1869)〕 〔書経顧命
  3. びょうびょう(渺渺)
    1. [初出の実例]「眇々蓬莱指掌間、綿々員嶠寸眸裏」(出典:経国集(827)一四・奉和清涼殿画壁山水歌〈桑原腹赤〉)
    2. [その他の文献]〔陸機‐文賦〕

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普及版 字通 「眇眇」の読み・字形・画数・意味

【眇眇】びようびよう(べうべう)

はるかなさま、孤独なさま。〔書、顧命〕王、再拜して興(た)ち、答へて曰く、眇眇たる予(われ)末小子、其れ能く四方を亂(をさ)め、以て天威を忌せんと。

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