眇眇(読み)ビョウビョウ

デジタル大辞泉 「眇眇」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「眇眇」の意味・読み・例文・類語

びょう‐びょうベウベウ【眇眇】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
  2. 微小なさま。小さなさま。また、とるにたりないさま。〔布令必用新撰字引(1869)〕 〔書経顧命
  3. びょうびょう(渺渺)
    1. [初出の実例]「眇々蓬莱指掌間、綿々員嶠寸眸裏」(出典:経国集(827)一四・奉和清涼殿画壁山水歌〈桑原腹赤〉)
    2. [その他の文献]〔陸機‐文賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「眇眇」の読み・字形・画数・意味

【眇眇】びようびよう(べうべう)

はるかなさま、孤独なさま。〔書、顧命〕王、再拜して興(た)ち、答へて曰く、眇眇たる予(われ)末小子、其れ能く四方を亂(をさ)め、以て天威を忌せんと。

字通「眇」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む