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由無い ヨシナイ

デジタル大辞泉の解説

よし‐な・い【由無い】

[形][文]よしな・し[ク]
そうするいわれがない。理由がない。「―・い言い分を繰り返す」
そのかいがない。つまらない。くだらない。「―・い長話」
「―・い人に組みしたのが運のつきだと」〈谷崎・盲目物語〉
なすべき方法がない。しかたがない。やむをえない。「―・くあきらめる」
「とみの事にて預め知らするに―・かりしが」〈鴎外舞姫
不都合だ。よくない。
「みづからも立ちさまよふにつけても―・きことの出で来るに」〈和泉式部日記
縁もゆかりもない。関係がない。
「あらぬ―・き者の名のりしてきたるも」〈・二五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

よしない【由無い】

( 形 ) [文] ク よしな・し
手段や方法がない。すべがない。 「 - ・く退却する」
理由がない。根拠がない。 「やむごとなき、まづの人々おはすといふ事は-・き事なめり/源氏 若菜上
関係がない。かかわりがない。 「待つ人ある所に…あらぬ-・き者の名のりして来たる/枕草子 25
由緒がない。風情がない。 「 - ・からぬ親の、心とどめて生ほし立てたる人の/源氏
悪い。不都合だ。 「世の末に-・き事のいで来て/栄花 月の宴

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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