油染みる(読み)アブラジミル

デジタル大辞泉 「油染みる」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「油染みる」の意味・読み・例文・類語

あぶら‐じ・みる【油染】

  1. 〘 自動詞 マ行上一 〙
    [ 文語形 ]あぶらじ・む 〘 自動詞 マ行上二段活用 〙 油類、また、からだの汗や脂肪がしみついてよごれる。
    1. [初出の実例]「身に着たる木綿布子は油じみて肩さへもわかず」(出典:慶長見聞集(1614)二)
    2. 「色光沢(いろつや)の悪い皮膚が脂じみたまま、険しい顔の骨を包んで」(出典酒虫(1916)〈芥川龍之介〉四)

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