薄汚れる(読み)ウスヨゴレル

デジタル大辞泉 「薄汚れる」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「薄汚れる」の意味・読み・例文・類語

うす‐よご・れる【薄汚】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]うすよご・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 ( 多く助動詞「たり」「た」、助詞「て」などを伴って ) どことなく汚なくなる。なんとなく汚ない感じである。うそよごれる。
    1. [初出の実例]「帷子(かたびら)着たる女房がうす汚(ヨゴレ)たる二幅(ゆぐ)ひとつ三分かりて」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)三)

うそ‐よご・れる【薄汚】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]うそよご・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 ( 「うそ」は接頭語 ) どことなくよごれている。うすぎたない感じである。うすよごれる。
    1. [初出の実例]「うそよごれたる㒵(かほ)より、泪(なみだ)をこぼし」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む