薄汚れる(読み)ウスヨゴレル

デジタル大辞泉 「薄汚れる」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「薄汚れる」の意味・読み・例文・類語

うす‐よご・れる【薄汚】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]うすよご・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 ( 多く助動詞「たり」「た」、助詞「て」などを伴って ) どことなく汚なくなる。なんとなく汚ない感じである。うそよごれる。
    1. [初出の実例]「帷子(かたびら)着たる女房がうす汚(ヨゴレ)たる二幅(ゆぐ)ひとつ三分かりて」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)三)

うそ‐よご・れる【薄汚】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]うそよご・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 ( 「うそ」は接頭語 ) どことなくよごれている。うすぎたない感じである。うすよごれる。
    1. [初出の実例]「うそよごれたる㒵(かほ)より、泪(なみだ)をこぼし」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)五)

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