デジタル大辞泉 「塗れる」の意味・読み・例文・類語 まみ・れる【▽塗れる】 [動ラ下一][文]まみ・る[ラ下二]1 泥・汗などが一面にくっついて汚れる。「泥に―・れる」「汗に―・れる」→一敗地に塗れる2 問題を多く抱えて困った状態である。「汚名に―・る」[類語]汚よごれる・汚けがれる・汚す・薄汚れる・煤すすける・垢じみる・油染みる・食べ汚す・汗染みる・埃ほこりっぽい・汚い・むさくるしい・汚らしい・小汚い・薄汚い・汚けがらわしい・ばっちい・むさい・泥まみれ・不潔・不浄・不衛生・不純・尾籠びろう・醜悪・見苦しい・みすぼらしい・ぼろい・ぼろぼろ・おんぼろ・よれよれ・がたがた・ぽんこつ・老朽化・汚穢おわい・汚れ物・汚濁・けがれ・よごれ・汚点・汚染・くすむ・みっともない・はしたない・醜態・老醜・無様ぶざま・不格好・醜い・醜しゅう・ばばっちい・しどけない・目障り・爺じじむさい・かっこ悪い・ださい・野暮・野暮ったい・泥臭い・不細工・田舎臭い・不体裁・グロテスク・不器量・弊衣破帽・だらしない・醜怪・浅ましい・見辛い・見るに見兼ねる まぶ・れる【▽塗れる】 [動ラ下一][文]まぶ・る[ラ下二]「まみれる」に同じ。「鰌どじょうは乾いた庭の土に―・れて」〈長塚・土〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「塗れる」の意味・読み・例文・類語 まみ・れる【塗】 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]まみ・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙① 血、汗、泥、ほこりなど、きたないものが一面についてよごれる。[初出の実例]「血にまみれたる男、まへに来て」(出典:大和物語(947‐957頃)一四六)② おちぶれた状態、けがれた境遇などに陥る。〔書陵部本名義抄(1081頃)〕[初出の実例]「自分は汚辱にまみれても」(出典:われ深きふちより(1955)〈島尾敏雄〉) まぶ・れる【塗】 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]まぶ・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 =まみれる(塗)[初出の実例]「ちりほこりにまぶれてあるく」(出典:玉塵抄(1563)二五) まび・れる【塗】 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙 =まみれる(塗)〔和玉篇(15C後)〕[初出の実例]「埃にまぶれ汗にまびれて」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉後) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by