醜悪(読み)シュウアク

デジタル大辞泉 「醜悪」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「醜悪」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐あくシウ‥【醜悪】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 顔だちや姿などのみにくいこと。また、行ないや心などのけがらわしく憎むべきこと。また、そのさま。しゅうお。しゅあく。
    1. [初出の実例]「益政府の醜悪を極めて」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉四)
    2. 「醜悪(シウアク)奸邪人物といへども」(出典小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉下)
    3. [その他の文献]〔史記‐亀策伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「醜悪」の読み・字形・画数・意味

【醜悪】しゆう(しう)あく

みにくい。〔漢書、五行志中之上〕上にして下暴ならば、則ち陰氣つ。故に其の罰常に雨ふる。~一に曰く、民多く刑を被(かうむ)り、或いは形貌(けいばう)醜惡なるも、亦た是れなり。

字通「醜」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android