だらしない(読み)ダラシナイ

デジタル大辞泉 「だらしない」の意味・読み・例文・類語

だらし‐な・い

[形][文]だらしな・し[ク]
1 きちんとしていない。整っていない。「―・いかっこう」「床に―・く寝そべる」
2 節度がない。しまりがない。「お金に―・い人」「自分の子供のことになると全く―・い」
3 体力や気力がない。根性がない。「このくらいでへたばるなんて―・い」
[派生]だらしなげ[形動]だらしなさ[名]
[類語]でれでれ・でれっと・でれつく・ぐうたら・ずぼら・ものぐさ・しだらない・ぬらりくらり・のらりくらり・ぬらくら・のらくら・だらだら・ちゃらんぽらん・のんべんだらり・無精・ルーズ・鼻の下を伸ばす・鼻の下が長い・便便だらり・便便・ぐうたら・ぶらぶら・ごろごろ・ちんたら・無気力・だらける・のほほん・風太郎ぷうたろう・その日暮らし・ふしだら・自堕落・ずるける・怠ける・手を抜く・手抜き・骨惜しみ・のろのろ・もたもた・ぐずぐず・投げ遣り・レイジー・怠慢・怠惰・無為・拱手きょうしゅ・横着・怠る・サボる・イージー・イージーゴーイング・風の吹くまま気の向くまま・油を売る・まったり・漫然・たるむ・ぬるま湯・ぬるま湯につかる・見苦しい・みっともない・はしたない・埃ほこりっぽい・汚い・むさくるしい・汚らしい・小汚い・薄汚い・汚けがらわしい・ばっちい・むさい・みすぼらしい・ぼろい・ぼろぼろ・おんぼろ・よれよれ・ぽんこつ・くすむ・薄汚れる・汚れる・煤すすける・無様ぶざま・不格好・醜い・醜しゅう・ばばっちい・しどけない・目障り・爺じじむさい・かっこ悪い・ださい・野暮・野暮ったい・泥臭い・不細工・田舎臭い・不体裁・弊衣破帽・醜怪・浅ましい・見辛い・見るに見兼ねる・無粋・無骨・無風流・無作法・無造作・むくつけし・プリミティブ・ぎこちない・醜態・醜悪・泥まみれ・不潔・不浄・不衛生・不純・尾籠・老朽化・汚穢おわい・汚れ物・汚濁・けがれ・よごれ・汚点・汚染・垢あかじみる・まみれる・油じみる・汗じみる・老醜・グロテスク・不器量・地味・冴さえない・見るに堪えない・目も当てられない・惨憺さんたん・貧相・貧乏臭い・貧乏たらしい・うらぶれる・貧弱・しがない・忌まわしい・馬鹿正直・しょぼい・しょぼくれる・興醒きょうざめ・興醒きょうざめる・味気ない・俗っぽい・素人臭い・うざい・時代遅れ・流行遅れ・陳腐・殺伐・稚拙・無味乾燥・鈍臭い・低俗・俗悪・ちんけ・かったるい・芋・きもい・悪趣味・田舎侍・山猿・卑俗・世間知らず・アナクロ・アナクロニズム

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精選版 日本国語大辞典 「だらしない」の意味・読み・例文・類語

だらし‐な・い

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]だらしな・し 〘 形容詞ク活用 〙
  2. ① 物事のけじめがつかないで、きちんとしていない。秩序がない。しまりがない。節度がない。ぐうたらだ。しだらない。だらしがない。
    1. [初出の実例]「黒の紋天にひのごろふくりんの腹あはせの帯をだらしなく結び」(出典:人情本・仮名文章娘節用(1831‐34)前)
  3. ② 体力が弱すぎる。また、勝負を争う物事に弱すぎるさまである。だらしがない。

だらしないの語誌

( 1 )語源については諸説あるが、「しだらない」の「しだら」が音転したものと考える説が有力である。「しだら」の形容詞形としての、一般の秩序から外れた乱れた状態を意味する「しだらない」が、好ましくないことを表わす語に多く見られる、語頭に濁音が来る形として、「だらし(ない)」の形で安定したものと考えられる。
( 2 )( 1 )の説のほか、「滑稽本・浮世床‐初」の「しだらがないといふ事を『だらし』がない、『きせる』を『せるき』などいふたぐひ、下俗の方言也」という説明から、俗語・隠語的なことばとして、一般庶民の間に広がる形で定着していった可能性も十分考えられる。

だらしないの派生語

だらしな‐さ
  1. 〘 名詞 〙

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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