営営(読み)エイエイ

デジタル大辞泉 「営営」の意味・読み・例文・類語

えい‐えい【営営】

[ト・タル][文][形動タリ]せっせと休みなく励むさま。「営営として働く」
[類語]あくせくせっせとこつこつ汲汲孜孜ひたすらいちずひたむき一筋ただただただ専一ひとえに一心一念一路一散一目散一直線一本槍一点張り一辺倒一意専心遮二無二無二無三がむしゃら一心不乱脇目も振らずまっしぐらしゃかりきしゃにむに無心粉骨砕身無我夢中熱中夢中直線的専心専念没入没頭没我傾注傾倒猪突猛進ストレート我を忘れるこんを詰める身を入れる身を砕く心血を注ぐ

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精選版 日本国語大辞典 「営営」の意味・読み・例文・類語

えい‐えい【営営】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙
  2. 足しげく往来するさま。また、一所に落ち着かず、あちこち行き来するさま。
    1. [初出の実例]「燈滅異膏煎、苟可営々止」(出典菅家後集(903頃)叙意一百韻)
    2. [その他の文献]〔詩経‐小雅・青蠅〕
  3. あくせくするさま。また、せっせと働くようす。一心にこつこつと行なうさま。
    1. [初出の実例]「樵翁莫笑帰家客、王事営々罷不能」(出典:菅家文草(900頃)五・遊竜門寺)
    2. 「月給に営々として金を貯めやうと決心したですから」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵〉電影)
    3. [その他の文献]〔荘子‐庚桑楚〕

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普及版 字通 「営営」の読み・字形・画数・意味

【営営】えいえい

休まず努力する。宋・仲淹〔韓魏公()に与ふる書〕吾が輩、須(すべか)らく日夜營營として、以て將來に備ふべし。

字通「営」の項目を見る

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