猪突猛進(読み)チョトツモウシン

デジタル大辞泉 「猪突猛進」の意味・読み・例文・類語

ちょとつ‐もうしん〔‐マウシン〕【×猪突猛進】

[名](スル)周囲の人のことや状況を考えずに、一つのことに向かって猛烈な勢いで突き進むこと。「猪突猛進して敵の策にはまる」
[類語]直線的まっしぐら直情径行一途いちず一直線一路一本槍しゃにむに無二無三がむしゃらまっすぐストレートひたすらひたむき一筋ただただただ専一ひとえに一心一念一散一目散一点張り一辺倒一意専心営営せっせ一心不乱脇目も振らずしゃかりきしゃにむに無心粉骨砕身無我夢中熱中夢中専心専念没入没頭没我傾注傾倒我を忘れるこんを詰める身を入れる身を砕く心血を注ぐ

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精選版 日本国語大辞典 「猪突猛進」の意味・読み・例文・類語

ちょとつ‐もうしん‥マウシン【猪突猛進】

  1. 〘 名詞 〙 ひとつのことに向かって向こう見ずにまっすぐに、猛烈ないきおいで突き進むこと。猪突
    1. [初出の実例]「自分の言葉の魔力に抗し難く、それに引きずられて、それが実現のために、猪突猛進する」(出典:暗い平原(1952)〈井上靖〉)

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四字熟語を知る辞典 「猪突猛進」の解説

猪突猛進

ひとつのことに向かって向こう見ずにまっすぐに、猛烈ないきおいで突き進むこと。

[活用] ―する。

[使用例] 自分言葉魔力に抗し難く、それに引きずられて、それが実現のために、猪突猛進するといったところが彼にはあった[井上靖*暗い平原|1952]

[使用例] 初動作戦の必要上、猪突猛進の気概にみちた者ばかりが選ばれた[司馬遼太郎殉死|1967]

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