心掛り(読み)ココロガカリ

デジタル大辞泉 「心掛り」の意味・読み・例文・類語

こころ‐がかり【心掛(か)り/心懸(か)り】

[名・形動]気にかかること。また、そのさま。気がかり。心配。「―な母の病状
[類語]考え事思案物思い考え心配気疲れ気苦労心痛心労懸念恐れ憂慮取り越し苦労杞憂悲観恐れる不安危惧きぐ危懼きく疑懼ぎく胸騒ぎ気がかり不安心心細い心許こころもとない憂い気遣いわずら怖い危なっかしい頼り無いおののく動揺心騒ぎ煩慮憂惧ゆうぐ憂懼ゆうく憂い事気遣わしい痛心鬼胎ひやひやはらはらどきどきおどおどあぶなあぶな恐る恐るこわごわおっかなびっくりおじおじおずおずびくびくこわがる臆するおびえるびくつくおじるおじける恐怖恐れをなす悪びれる案ずる気が気でないそぞろ足が地につかない気が揉める居ても立ってもいられない矢も楯もたまらない居たたまれない生きた心地もしない気になる気に病むおぼつかない

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精選版 日本国語大辞典 「心掛り」の意味・読み・例文・類語

こころ‐がかり【心掛・心懸】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 不安が心を離れないこと。気がかりであること。また、そのさま。心配。こだわり。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「いつの年よりおそき事を何とやら心がかりに思ひしに」(出典:浮世草子・日本永代蔵(1688)二)

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