痛心(読み)ツウシン

デジタル大辞泉 「痛心」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「痛心」の意味・読み・例文・類語

つう‐しん【痛心】

  1. 〘 名詞 〙 心をいためなやますこと。ひどく心配すること。心痛。
    1. [初出の実例]「凡視寺宇之廃。如己凍餒。痛心酸鼻之不暇也」(出典:竹居清事(1455頃)送扶提点入大明)
    2. 「軍の状況は最も痛心(ツウシン)すべき状況に陥った」(出典:銃後(1913)〈桜井忠温〉三一)
    3. [その他の文献]〔旧唐書‐劉蕡伝〕

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普及版 字通 「痛心」の読み・字形・画数・意味

【痛心】つうしん

むねをいためる。〔後漢書、袁紹伝下〕(劉表の袁を諫むる書)王室震(しんたう)し、彝倫(いりん)(世の秩序)攸(もつ)て(やぶ)る。是(ここ)を以て智の士、痛心、骨に入らざる(な)く、時人の相ひぶこと能はざるを傷む。

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