怯える(読み)オビエル

デジタル大辞泉 「怯える」の意味・読み・例文・類語

おび・える【×怯える/脅える】

[動ア下一][文]おび・ゆ[ヤ下二]
怖がってびくびくする。「飛行機爆音に―・えて子供が泣く」「不安に―・える」
悪夢にうなされて目を覚ます。
「物におそはるる心地して、やと―・ゆれど」〈帚木
[類語]恐れる怖がるびくつくおくする悪びれるびくびくするおどおどするおじるおじける恐怖する恐れをなすはらはらひやひやどきどきあぶなあぶな恐る恐るこわごわおっかなびっくりおじおじおずおず不安考え事思案物思い心配気疲れ気苦労心痛心労懸念恐れ憂慮取り越し苦労杞憂悲観恐れる危惧きぐ危懼きく疑懼ぎく胸騒ぎ気がかり心がかり不安心心細い心許ない憂い気遣いわずら怖い危なっかしいおぼつかない頼り無いおののく動揺心騒ぎ煩慮憂惧ゆうぐ憂懼ゆうく憂い事気遣わしい痛心鬼胎気が気でないそぞろ足が地につかない気が揉める居ても立ってもいられない矢も盾もたまらない居たたまれない生きた心地もしない気になる気に病む案ずる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android