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気疎い キョウトイ

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デジタル大辞泉の解説

きょうと・い〔ケうとい〕【疎い】

[形][文]けうと・し[ク]けうとい」に同じ。
「―・イ人」〈日葡

け‐うと・い【気疎い】

[形][文]けうと・し[ク]《近世初期からは「きょうとい」とも発音した》
見たり聞いたりするのがいとわしい。
「やがて―・い雨の暗くたそがれて行く夕方を」〈三重吉・桑の実〉
人けがなく不気味である。また、さびしく恐ろしい。
「電信柱だけが、―・い唸(うな)りを立てていた」〈有島カインの末裔
興ざめである。
「外の方を見ていながら、―・いような返事をした」〈秋声・足迹〉
すばらしい。すてきだ。
「―・いは―・いは。いや、こりゃ話せるわいやい」〈伎・韓人漢文〉
不思議だ。妙だ。
「世界の経巻、夜の八つ時分には、世界中が唯一軸の御経となる、―・いものぢゃ」〈松翁道話・五〉
[派生]けうとげ[形動]けうとさ[名]

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大辞林 第三版の解説

きょうとい【気疎い】

( 形 )

けうとい【気疎い】

( 形 ) [文] ク けうと・し
〔近世以降「きょうとい」とも発音されるようになった〕
いとわしい。気にそまない。うとましい。 「あの人に会うのは-・い」 「このさるまじき御中のたがひにたれば、ここをも-・く思すにやあらむ/蜻蛉
人けがなくてさびしい。 「からは-・き山の中にをさめて/徒然 30
恐ろしい。気味が悪い。 「顔をかしげながら、寝入る度にすこし-・く見ゆ/宇治拾遺 6
不思議だ。納得がいかない。 「是は-・い恨みぞかし。それ程の事を知らぬ身でもなし/浮世草子・御前義経記」
すばらしい。立派だ。 「是は又-・い事ぢやわ。さうお行儀な所を見ては、又々千松などは叶はぬ/浄瑠璃・先代萩」
(連用形の形で)はなはだしく。非常に。 「 - ・ううまいがな/滑稽本・膝栗毛 7
[派生] -げ ( 形動 ) -さ ( 名 )

出典|三省堂
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