デジタル大辞泉 「犬も食わぬ」の意味・読み・例文・類語 犬いぬも食くわぬ 食えるものなら何でも食うはずの犬さえも食わない。ひどく嫌われることのたとえ。また、ばかばかしくて相手にする気になれないことのたとえ。「夫婦げんかは犬も食わぬ」[類語]嫌い・毛嫌い・大嫌い・食わず嫌い・いけ好かない・虫が好かない・嫌いや・気に食わない・憎い・憎らしい・憎たらしい・憎憎しい・苦苦しい・腹立たしい・いまいましい・苦虫を噛み潰したよう・苦り切る・眉をひそめる・鼻持ちならない・忌まわしい・いとわしい・おぞましい・うとましい・忌む・うとむ・うとんずる・嫌気・忌避・忌み嫌う・煙たがる・呪わしい・まがまがしい・きしょい・気色が悪い・気味が悪い・気味悪い・底気味悪い・薄気味悪い・鳥肌が立つ・気持ち悪い・虫唾むしずが走る・反吐へどが出る・きもい・グロい・おどろおどろしい・不気味・不快・不愉快・鼻に付く・うっとうしい・むかつく・むしゃくしゃ・くしゃくしゃ・不興・不機嫌・薄ら寒い・うそ寒い・胸が悪い・胸糞が悪い・心外・苛立たしい・うらめしい・しかめっ面・渋面・しぶつら・しかめる・ひそめる・ひそみ・顰蹙ひんしゅく・苦る・辟易・うるさい・嫌がる・嫌気が差す・厭いとう・蛇蝎視だかつし・唾棄・倦厭けんえん・迷惑・身の毛がよだつ・総毛立つ・背筋が寒くなる・背筋が凍る・ぞっと・肌に粟を生じる・冷汗三斗 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「犬も食わぬ」の意味・読み・例文・類語 いぬ【犬】=も[=さえ]食(く)わぬ ( なんでも食べるはずの犬でさえ食べないというところから ) 非常にいやがられること、人から全く相手にされないことのたとえ。[初出の実例]「此躰の牢人すら今時は犬(イヌ)もくはぬに」(出典:評判記・難波の㒵は伊勢の白粉(1683頃)二)[その他の文献]〔漢書‐元后伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例