灘の生一本(読み)ナダノキイッポン

デジタル大辞泉 「灘の生一本」の意味・読み・例文・類語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「灘の生一本」の意味・読み・例文・類語

なだ【灘】 の 生一本(きいっぽん)

  1. 灘地方で醸造した純度の高い上等の清酒。灘酒
    1. [初出の実例]「灘(ナダ)生一本(キイッポン)とは行かなくても、ともかく一級酒をととのへたのは」(出典:おとしばなし堯舜(1949)〈石川淳〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の灘の生一本の言及

【灘五郷】より

…灘五郷とは灘の生一本(きいつポん)の銘醸地の総称で,江戸時代の中期以降より急速に江戸積酒造業が発展し,今日にいたるまで全国有数の酒造地を形成している。現在の灘五郷は,兵庫県南東部の海岸寄りにある今津郷・西宮郷(西宮市),魚崎郷・御影(みかげ)郷(神戸市東灘区)と西郷(神戸市灘区)の5郷からなる。…

※「灘の生一本」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む