樽酒(読み)タルザケ

デジタル大辞泉 「樽酒」の意味・読み・例文・類語


そん‐しゅ【×樽酒】

たるに入っている酒。たるざけ。

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精選版 日本国語大辞典 「樽酒」の意味・読み・例文・類語

たる‐ざけ【樽酒】

  1. 〘 名詞 〙 樽にはいっている酒。樽詰めの酒。
    1. [初出の実例]「今朝差下使者人夫等於南都、樽酒等為召寄也」(出典実隆公記‐長享三年(1489)七月五日)
    2. 「酒は相かはらず樽酒(タルザケ)だから」(出典:滑稽本浮世風呂(1809‐13)四)

そん‐しゅ【樽酒】

  1. 〘 名詞 〙 樽にはいっている酒。たるざけ。
    1. [初出の実例]「公評須定闔棺後、尊酒例開抽筆余」(出典:星巖集‐丙集(1837)京甸集・子成三樹水荘次久家暢斎韻暢斎落句云風流今日馬相如恐非子成意也余詩故為之解)
    2. [その他の文献]〔易経‐習坎卦〕

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飲み物がわかる辞典 「樽酒」の解説

たるざけ【樽酒】


樽に入れて木の香りをつけた日本酒。樽詰めのまま、または瓶などの他の容器に詰め替えて出荷する。樽は主に杉樽を用いる。

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